医療とリラクゼーション
- 2月27日
- 読了時間: 2分
こんにちは
今回は少し込み入った話を投稿します。
皆さんフットケアと聞いてどういう事を想像しますか?
少しでも興味がある方なら足の爪のケアを第一に思い浮かべると思います。
私たちが考えるフットケアは単に爪のケアをするという概念とはちょっと違います。
実際爪を切る行為は少し前までは医療従事者しかできないことだったので、皆さんの認識しているフットケアは医療よりだったりする場合が多いです。
爪は看護師さんに切ってもらうもの、爪のトラブルは皮膚科にいくもの。。という感じですね。
平成29年(2017年)のフットケアグレーゾーン解消制度によって私たち民間での施術が可能になりました。
このグレーゾン解消では医療とそれ以外の民間でできることの縦分けが明確になっています。
が・・統合医療としてマッサージ・カイロ・リフレクソロジー・アーユルベーダ等がありますが、フットケアはどこにも属していないというのが現状です
私たちはここをとても重要視していて、予防的にできるケアと治療の域でのケアについてを明確にしています。
私たちはリフレクソロジーから足の健康を考え更に爪の重要性を知って、フットケア=歩行寿命の維持をテーマに活動をしています。
高齢者の周りの様々な環境や状況から考えてリラクゼーションも同じくらいの重要性を感じています。
前置きが長いですが、何が言いたいかというと良く高齢者の為のフットケアとうたって技術を教えているところがありますが、高齢者だとどうなのかそれ以外の爪はどうなのかという部分が明確に教えているところって少ないのかなという気がします。。
結構深堀りした講座を設けていますが、そこまで背負って現場で施術する際の技術やら責任に於いての対処法まで教えているのかなという疑問があります。
というのも前回のブログにも書きましたが、学び直しにくる生徒さんが多いからです。。
15年間の施設での施術経験から言うと肥厚やら巻爪と一口に言ってもお一人お一人症例が全然違うし、経過についても人それぞれです。
高齢者の足のケアは施術の経過が大事だったりするので、その人の特徴や状態を理解した上での安全面を重視した施術方法が必要だと思うのです。 高度な技術の理論を学んでも現場に行かせないフットケアリスト難民が潜在的にたくさんいるんですよね。。
爪を切ってほしいという需要が高まっている中、フットケアリストとしての活動がもっと幅広くなればいいと思う今日この頃です。

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